手術後の経過:視力回復手術 体験記(3) [私生活]
さて、ちょっと間が空いてしまいましたが、前回の続きです。
(今回も長文ですので、お時間のない方は写真だけでも見ていただければ幸いです^^)
↓
7.帰宅途中(クリニック→有楽町駅)
僕が手術を受けた品川近視クリニックは、
銀座東芝ビルの5F(2007年10月12日に有楽町イトシア13~15Fへ移転)にあるのですが、
手術後、エレベータから降りて外に出た瞬間、
来た時とは全く異なる光景が広がっていたので本当にビックリしました!!
(初めてコンタクトをつけた時の感覚に似ているかも……)
銀座の街ってこんなにキレイな街並だったっけ?!って感じで、
何度も立ち止まってネオンを見たり、
行き交う人や車を観察したりして視力UPを実感しました。
気づいたら自然に笑みがこぼれていたので、
周りの人からは「何だコイツ?ニヤニヤしやがって」と思われていたかも知れませんね……(^^);
でも本当にうれしかったので、
すぐに家族や友達に手術結果をメール※で報告しました。
みんなからの返信、本当にうれしかったです!ありがとう!!
(記念に保護しちゃいました(笑))
※注意!!
手術当日のメールは禁止です!絶対に真似しないでください。
(僕は後からこの注意を思い出し、結構焦りました……)
他にもPC・TV・読書・入浴・洗顔・化粧・たばこ・アルコール・車の運転・仕事・運動など
禁止事項が沢山あります。
ちなみにこの時は、こんなメガネをつけていました。
『花粉予防メガネ』
手術日~翌日の検査まで、目を障害物や風などから守るため、
外出する際には必ずこのメガネをつけなければなりません(UVカット機能付き)。
こうやって見ると、そんなに変じゃないかもしれませんが結構ヤバかったです。。。
(このメガネは手術前にクリニック側から支給されます。
他に黒バージョンがありますが、更に変だった……。
看護師さん曰く、翌日検査の際は自前のサングラスでもOKとのことです)
間もなくしてから(クリニックを出て数分後ぐらい?)、
麻酔が切れたのか、痛み(というよりは目がしみるような感覚)が徐々に出てきました。
8.帰宅途中(電車内)
有楽町駅から電車に乗った直後ぐらいから、目を開けるのがキツくなり、
光を見るのが辛くて自然に涙が出てきました。
事前にこういった現象が発生する旨、説明を受けていたのですが、
さすがにちょっと不安になりました。
しかもこの日は金曜日。予想通りの満員電車でした。
他の客とぶつかった際、目にでも当たったら大変なことになるので、
極力下を向いて目をかばっていたのですが、
涙を流しながらうつむいている姿を見た周りの人は、
恐らく、ものすごい勘違いをしていたでしょうね……(^^);
9.帰宅後
なんとか無事に帰宅。
すぐに処方された目薬をさしたら落ち着きました。
(なんだ、最初からやっておけばよかった……)
『目薬一式』
処方された目薬について、
以下、品川近視クリニックからいただいた資料より抜粋となりますがご紹介します。
興味のない方は読み飛ばしちゃってくださいな。
(あっ、写真は下記にもまだありますよ~^^)
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■リンデロン0.1%点眼液 (白いキャップの目薬[一番左側])
→目の炎症やアレルギー症状を抑える薬です。
遮光袋にいれ、室温で保存してください。
【手術当日:1時間ごとに点眼/2日目以降[一週間後検査まで]:起床時・朝・昼・晩・就寝前】
■クラビット点眼液 (ピンクのキャップの目薬[左から二番目])
→目の感染症を治療する抗菌薬です。
初めて使用するときは保護カバーをねじとり、
キャップをはずして点眼してください。眼以外には使わないでください。
【手術当日:1時間毎に点眼/2日目以降(一週間後検査まで):起床時・朝・昼・晩・就寝前】
■ヒアレインミニ0.3%点眼液 (一度きりの使い捨て目薬[後ろの方に散らばっているやつ])
→眼の表面を保護し、傷が治るのを助けます。
また、涙液を安定化させ眼の乾燥を防ぐ作用もあります。
ドライアイなどで、角膜や結膜が傷ついているときによく用います。
使用するときは、つまみをひねって開けてください。
【手術当日のみ:30分~1時間毎に1滴ずつ点眼。眼の乾きや異物感が生じた際に都度点眼】
■ティアバランス0.1%点眼液 (黄緑色のキャップ[左から三番目])
→眼の表面を保護し、傷が治るのを助けます。
また、涙液を安定化させ眼の乾燥を防ぐ作用もあります。
ドライアイなどで、角膜や結膜が傷ついているときによく用います。
初めて使用するときは、保護カバーをとり、キャップを外して点眼してください。
【手術当日:ヒアレインミニ0.3点眼液を全て使い切ってしまったときに同方法にて使用/
2日目以降:起床時・朝・昼・晩・就寝前に点眼。眼の乾きや異物感が生じた際に都度点眼】
■ベノキシール (青いキャップ[左から四番目])
→眼の表面を麻痺させ痛みをつたわりにくくします。(いわゆる麻酔薬です)
【手術当日のみ:痛み※を感じたときに1回1滴点眼】
※痛みは(しみる・ショボショボする・涙が止まらない等の症状)処置後1~2時間後がピークです。
その後は徐々に落ち着きます。点眼は2~3回までにしてください。
→上記のような症状が出ていたにも関わらず、僕は一度も使用しませんでした。。。
■プレドニゾロン錠5mg (唯一の錠剤[一番右に見える白い物体])
→副腎皮質ホルモンで、炎症やアレルギー症状を抑えるお薬です。
炎症やアレルギーの症状を抑える作用があり、
リウマチ、膠原病、血液、肺、腎臓、皮膚などのさまざまな病気に効果があります。
【手術当日より5日間、1日3回毎食後に1錠ずつ服用】
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10.就寝
手術してから最低4時間は起きていなければなりません。
角膜の修復を助けるには涙が欠かせないのですが、
寝てしまうとその涙が不足してしまうそうです。
前述したように、手術当日はほとんど全ての家庭内娯楽を禁止された状態だったため、
この4時間という縛りがキツかったです。
目薬をさしては休憩し※、窓の外を眺めてはニヤニヤし……といった感じで、
のんびりと過ごしていました。。。
※各目薬をさす際、5分程度ずつ空ける必要があるそうです。
ちなみに、就寝時は保護用眼帯(下記)をつけなければなりません。
(睡眠中に眼に触れないようにするため)
『気分は仮面ライダー』
絶対、他人に見られたくない姿ですね。。。
でも、手術後一週間は我慢してつけなければなりません……。
11.翌朝&翌日検査
朝起きた時、「感動」の一言でした!!
裸眼で見えていることが信じられませんでした。
(一瞬、コンタクトをつけっぱなしで寝てしまったのかと思い焦りました)
翌日検査では、角膜や視力の状態を調べます。
このタイミングで、前回の記事で発表した下記情報を得ました。
右目:0.05→2.0
左目:0.05→1.5
12.手術後一週間
手術した日が金曜日だったので、土日でゆっくり休み、
3日後の月曜日が術後の初仕事となりました。
一日働いた後、まだ慣れていないせいか多少の疲れが残りました。
13.一週間後検査
一週間後検査でも、翌日検査と同様に角膜や視力の状態を診てもらいます。
この一週間、パソコンやTVを調子に乗って見過ぎたせいか、
若干眼の疲れがあったので、
視力検査の結果もそれを反映していました。
先生曰く、良い状態の時には両目とも2.0程度は見えるだろうとのことです。
┃ 術前 ┃ 翌日 ┃一週間後
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右目 ┃ 0.05 ┃ 2.0 ┃ 1.5
左目 ┃ 0.05 ┃ 1.5 ┃ 1.5
視力検査上、1.5の次は2.0となってしまうので正確な数値は分りませんが、
実際には両目とも1.8ぐらいのものが見えている感じでした。
先にご紹介した目薬のほとんどは、このタイミングで使用終了となります。
一週間後検査以降は、
ティアバランス0.1%点眼液(黄緑色のキャップ)と、
下記を一日5回ずつ(起床時・朝・昼・晩・就寝前)点眼するのみとなります。
(もしかしたら、検査後に処方される目薬は人によって異なるのかもしれません)
治療に関しては、処方された目薬がなくなった時点で終了。
それ以降、眼の乾きを癒す際は、市販の目薬でOKだそうです。
『新入り目薬と眼帯セット』
奥に見える透明な物体2つが例の保護用眼帯(プラスチック製)です。
手前のテープで顔に固定してつけます。
新入り目薬については、
使用時の注意事項(よく振ってから点眼すること)以外は特に説明をいただかなかったのですが、
フルメトロン0.1という名で、
パッケージには「抗炎症ステロイド水性懸濁点眼剤」と記載されてました。
14.手術後二週間
ちょうど今日で二週間が経ちました。
術後の症状としてよくあると言われているドライアイもなく、快適に過ごしています。
次の検査は約三ヵ月後なので、それまでは様子を見ることにします。
また、何か変化があった時点で皆さんにもご報告させていただきますね!
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◆大きい写真はこちら→手術後の経過:視力回復手術 体験記(3)
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追伸:ふと気づいたら、
今日は僕の誕生日でした(^^);
地図:品川近視クリニック
イントラレーシック:視力回復手術 体験記(2) [私生活]
前回の続きです。まずはご報告。
なんとなんと、両目の視力がそれぞれ
右目:0.05→2.0
左目:0.05→1.5
となりました!!
手術翌日の検査結果なので今後若干の変動ありとのことですが、
本当に良かったです♪正直ホッとしました。。。
せっかくなので、どのぐらい見えるようになったのか、
分かりやすくお見せしようと思います。
どうでしょう?少しは伝わりましたか?
ちなみにこれらの写真は、去年の11月に千葉県佐倉市で撮影しました。
(以前、当ブログにてご紹介した桜と同じ公園で撮りました)
さて、皆様からいろいろとご質問をいただきましたので、
これまでの経緯をまとめてみました!
(ご興味のない方は、一番最後の画像だけでもご覧くださいっ)
↓
1.事前検査
公式サイトから検査予約を行なった上で、
指定された日に2時間半~3時間の検査を受けます。
そこで手術を行なっても問題がないかどうかを調べ、
検査結果がOKであれば、別の日に手術となります。
(見たことのない検査機器が大量にあり、それらを使って様々な検査を受けました!)
2.手術前検査
手術日当日、受付を済ませたらまずお金を支払います。
値段は17~19万円程度です。クレジットカードでも支払いOKでした。
(割引クーポンもあるかと思いますので詳細は公式サイトをご覧ください)
手術後の注意点などの説明を受けてから、約1時間の検査を受けます。
事前検査の結果と変わりなければようやく手術となります。
3.手術準備
手術前検査後、間もなくして手術控え室に通され、
手術用の帽子(髪の毛を全て帽子の中に入れる)を装着するよう指示されます。
点眼麻酔はこの段階でさされます(目薬なので痛くありません)。
麻酔の効果が出てくるまでしばらくそこで待機します。
数分後、看護師に案内されていざ手術室へ。
ここで、自分の名前が記された名札を首からかけられるのですが、
改めて、自分は今から手術を受けるんだと実感しました。
4.手術
手術は2段階で実施され、合計時間はたったの15分程度でした。
どんな手術が行なわれるかは、ぜひ公式サイトから資料請求して確認してみてください。
詳しく記載された専用書籍を無料で郵送してくれます。
(僕も最初は資料請求から始めました)
一応、僕の体験談も下記に書きましたが、
専門家ではないのであくまでも参考程度にご覧ください(^^);
【第1段階の手術】
角膜を薄くレーザーで切り取り、フラップといわれるフタを作ります。
(片目ずつ行ないます。僕の場合は左目→右目の順番でした)
点眼麻酔をしていても、何となくレーザーで丸く切っているのが分りました……。
もちろん、1ミリたりともズレてはいけないので、
機械で眼球を押さえるのですが、その圧迫感がちょっと辛かったです。。。
終了後すぐに、自らの足で別の手術室に移動します。
もちろん看護師さんに付き添ってもらいますが、
こんな状態でも目を開けたらちゃんと見えました。
(但し、この段階ではまだ0.05の視力です)
【第2段階の手術】
そこはまさにドラマで見るような手術室!って感じで、
主治医の他に数名の方々が手術台の周りを囲んで準備していました。
入室後、すぐに中央のベッドに案内されます。
ここでは眼球ではなく目の周りを機械で固定されました(たぶん……)。
固定された後、一旦目を消毒されます。
直に目の中を消毒液が駆け巡るのですが、それが冷たくてちょっと気持ちよかったです^^
間もなく緑の光を照らされ、
手術中はそこをじっと見るように指示されます。
ここからがナマナマしいのですが、
まず、先ほど第1段階の手術にて切り取ったフラップを剥がします。
(なんとなく、角膜をめくられるような感覚がありました……)
剥がした部分にレーザーを照射します。
この間、眼球を動かさずにじっと我慢して緑の光を見続けなければならないのですが、
これがまた辛かった。
ズラしたら失敗しちゃうんじゃないかと思って、必死になって凝視しました。
レーザーを照射している間、
どこかで嗅いだことのあるような臭い(歯医者かな?)を感じました。
(なんか焦げ臭いような感じだった気が……でもまさかね。。。)
その後、先ほど剥がしたフラップを元通りに被せて片目の手術完了。
その時点で、視界がクリアになったのがわかりました。
(ぼやけて見えた緑の光が、ハッキリと見えるようになりました!)
ちなみに今回は最初に右目、その後に左目でしたが、
片方が終った時点で、まだもう一方が残っているのかと思い、
ちょっと怖気づいてしまいました。
終ってみればあっという間の手術でしたが、結構、精神的に疲れました……。
5.手術直後
15分~30分程、暗室で目を休めるのですが、
その部屋に向かう途中、既に視力がアップしているのがわかりました!
(明らかに見え方が違っていました)
ただ、点眼麻酔やその他の目薬の影響で、
視界が白っぽくなっていたため、
この時点ではどのぐらい良くなっているのかは不明でした。
6.術後検査
休憩後、フラップがしっかりとくっついているかを確認し、
問題なければそのまま帰宅。あれ?もう帰宅して良いの?って感じでした。
7.帰宅途中
……
ちょっと長くなってしまったので、今日はこの辺で。続きは次回に!
【おまけ】
『before&after』
思い切って自らをさらけ出してみました(笑)
細い目を一生懸命開いて撮影しています。。。
(食事中の方、グロテスクな画像で申し訳ありません)
で、手術前後の瞳を比較したのですが、
ご覧の通り、見た目は全く変わってません。
手術後、目の間隔が狭まっているように見えますが、
決して整形手術は行なっておりませんから(^^);
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◆大きい写真はこちら→イントラレーシック:視力回復手術 体験記(2)
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※一応、『before&after』も載せてあります。。。
地図:品川近視クリニック
コンタクトレンズ卒業:視力回復手術 体験記(1) [私生活]
突然ですが、おとといの金曜日に、
品川近視クリニックでイントラレーシックという視力回復手術を受けてきました。
普段の生活において、何かと不自由だったので思い切って決めました。
(写真撮影時のピント合わせも、これでスムーズになるかな)
『終止符』
これは一番最後に付けていた使い捨てレンズです。(何代目のレンズになるんだろう……)
約10年間、ソフトコンタクトレンズの力に頼ってきました。
『戦友』
就寝前にはいつもメガネを併用していました。ちなみにこれは2代目。
6、7年前に作ったものなので、
フレームは曲がり、レンズにはたくさんキズが付いていました。
「メガネは顔の一部です~♪」というCMソングを思い出し、
なんだか切なくなったので記念写真を撮っておきました。
続きは次回の記事でレポートします。お楽しみに!
(手術を受けてから間もないため、
あまりパソコンの画面を見てはいけないとのことですので今日はこの辺で失礼します。。。)
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◆大きい写真はこちら→コンタクトレンズ卒業:視力回復手術 体験記(1)
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追記:
瞬間を見逃してしまったのですが、500nice!&18000PVを超えていました!
いつもご訪問してくださる皆様のおかげです!本当にありがとうございます!!
これからも頑張りますのでよろしくお願いいたしますm(_ _)m
地図:品川近視クリニック